乳腺外科医師の高裁判決に対する日本医師会、日本医学会の声明に賛同する医師の会
2020年7月13日、東京高等裁判所が、乳腺外科医師に対する一審無罪判決を破棄し、懲役2年の実刑判決を下しました。医師は直ちに最高裁判所へ上告しました。私たちは、乳腺外科医師の無罪を確信し、最高裁判所が公正な判断をされるよう、「日本医師会中川俊男会長、日本医学会門田守人学会長の声明」に賛同する医師として、ここにお名前を連ねて頂けるよう呼びかけています。(写真提供:国民救援会)
*下記の趣旨に医師としてご賛同いただける方は、「ご署名ページ」にてご署名ください。順次「賛同医師ページ」に掲載させて頂きます。
*2022年2月18日、最高裁は、東京高裁の有罪判決を破棄、差し戻し判決を出しました。最高裁は下記の(2)については、当然の判断をしましたが、(3)についてさらに審理するよう差し戻したのです。しかし、科捜研はすでに検体を破棄しており、いたずらに医師とその家族に負担を押し付けることになるだけです。詳しくは「外科医師を守る会」(リンク参照)のホームページをご覧ください。
私達は 2020年7月22日の日本医学会(門田守人会長)と日本医師会(中川俊男会長)の合同記者会見における声明内容(次の3点)を全面的に支持いたします。
(1) 嫌疑とされている外科医の違法行為に蓋然性がないこと。
(2) せん妄の有無や症状について、国際的に確立された基準や医学的知見に基づいてご判断いただきたいこと。
(3) アミラーゼ反応に関する鑑定およびDNA定量検査を科学的に正確に示していただきたいこと。
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